『御緩漫玉日記②』(桜玉吉 エンターブレイン)

御緩漫玉日記 (2) (ビームコミックス)
ちんちんに管入れられる不快感、わしも味わったことがある。別に痛みとかがあるわけではない、でも不快なのである。なぜか?
それは小便の流出を自分で制御できないから。生産された小便が膀胱にたまらずにそのまま管を通って体外に排出されてしまうのだ。この味気なさはおそらく実際に入れられた人じゃないとわからないんじゃなかろうか。小便を出し、止めるという権能の欠如によって感じる喪失感。自らの身体から流れ出るモノを制御できない無能感。
であればこそ管が外されて自らの意思で小便の排出をなしえた瞬間の感激は忘れられない。排泄を一種の快感視する性癖を持つ方々の気持ちが理解できたような気がしたのだ。
作者は管が入れられている自分のちんちんを見ることができないと書いているが、わしも見ることができなかった。作者の場合はそんなもん見たら治るものも治らない気がするからとのことだが、わしの場合、怖ろしかったので……わしはコンタクトでさえ眼球に物体を付着させるなんて怖ろしくてできないとかのたまっているヒトなので、ちんちんに管が入っている姿を見たらおそらく気絶してしまうんじゃあるまいか。

追記
指摘を受けたので。
上記経験は手術時に全身麻酔を受けた関係でそういった措置をとったのであって、何か怪しげなプレイでの経験ではありません(笑)。