『ギャンブルレーサー』(田中誠 講談社)

二輪乃書ギャンブルレーサー 7 (イブニングKC)
とうとう完結してしまったのね。18年だそうな。主人公は競輪のプロ選手。ただこの主人公、いわゆるギャンブル系の漫画によくある、さわやか好青年系でも、スーパースター並に超絶強くもない(多少は強いんだけども)。しかも金に汚く性格も最悪、競輪場で罵声を浴びせてくる客に対して口汚く罵り返す。
今まで意識の対象にもならなかった競輪に、この漫画のおかげで興味を持ち、何回か競輪場に足を運んだ。ただ趣味とするまでには至らなかったが。なかなか面白いなとは思ったのだが、その当時既に競馬を趣味としていたので。別に競馬よりつまらないというわけではなく、競輪をやりこむにはある程度の力を注ぎ込まなければならないくらいに奥が深いと感じたので、これは競馬とは両立できないなと。先に競輪と出会ってたならおそらく競輪にどっぷりはまっていたことでしょう。